境内散策

境内案内図

カールキヨラーのお墓

カールキヨラーのお墓

龍潜寺の境内に1基の外人墓が建っています。このお墓には、明治34年4月から36年9月まで、八幡製鉄所の創業指導のため来日していた、ドイツ人職工長カールキヨラーが眠っています。キヨラーは、近代日本の礎を作った八幡製鉄所建設・創業指導に大きな功績を残しましたが、明治36年9月5日、病のため、帰国の夢を果たせず、この地に埋葬されました。遺骨は、戦時中、ドイツより縁者が来て持って帰り、現在では空墓になっています。皆さんは、ドイツ人のお墓が龍潜寺にあるのを、不思議に思われるかも知れません。高台にあるカールキヨラーのお墓の側に立つと、かって自分たちが指導して苦労して作り上げた、八幡製鉄所の溶鉱炉が見えるのです。私には、「いつまでも見守っているから」との、カールキヨラーの声が聞こえてくるようです。

本堂

本堂

日蓮聖人御入滅650遠忌を記念して、昭和6年に建立されました。数度の改築を経て、間口7間、奥行き9間の当山最大の建物です。堂内には、鬼子母神・清正公も併せてお祭りしています。

本堂内部鬼子母神様清正公様

開山堂

開山堂

明治12年、本堂として建設されました。当時は信者も少なく、伝承によれば、檀信徒は、自分の所有している山林の木を切り、古屋の材木を提供し、建設に当たっては、手弁当で奉仕したと聞かされています。間口7間。奥行き8間の堂々たる建物です。堂内に入ると、当時の人々の情熱が伝わってくるようです。現在では日諦上人をはじめ、歴代の住職をまつり、左右には位牌堂を併設しています。

開山堂内部

日諦上人のお墓

日諦上人のお墓

日諦上人は、明治38年7月24日に遷化されました。日諦上人のお墓です。

日本庭園

日本庭園

日諦上人100遠忌を記念して、平成16年に大改造した庭園です。背景に竹林を配し、訪れる人たちに、安らぎの時間を与えています。

七面大明神

七面大明神

鬼門をおさえて、当山を守る法華経の守護神です。お参りする人々に心の安らぎと満足を与えて下さいます。

池

一辺15メートルはある、瓢箪の形をした泉水です。池の中心には、亀の形をした中の島を配し、150トンの水をたたえています。当山は龍潜寺という名前です。この池には、金色の龍が潜むと、古来から言い伝えられています。

山門

山門

明治24年に建てられたものです。左右に、阿吽の仁王様を安置しています。この仁王様は、廃仏毀釈・神仏分離という、時の政府の命によって太宰府安楽寺(現・天満宮)にうち捨てられていたのを、日諦上人が貰い受けて龍潜寺に運び入れたと、言い伝えられています。

鐘楼

鐘楼

明治20年に作られたものです。梵鐘は、太平洋戦争の時、軍に供出されましたが、昭和29年4月、檀信徒の熱意によって、新たに梵鐘が作られ、時を知らせるようになりました。