永い眠りと書いて、「えいみん」と読みます。それが人の死を意味する言葉だということは、どなたもご承知のことと思います。 私たちお坊さんが枕経にお伺いして、なにはともあれ、拝見させていただくのは、亡くなられた方のお顔 […]
永い眠りと書いて、「えいみん」と読みます。それが人の死を意味する言葉だということは、どなたもご承知のことと思います。 私たちお坊さんが枕経にお伺いして、なにはともあれ、拝見させていただくのは、亡くなられた方のお顔 […]
それまで気にもしていなかったことが、あるきっかけで、大きく眼を開かされるということがあるものです。 お盆が過ぎ、やれやれと、ほっと一息ついた時のことでした。突然、ひどい腰の痛みに見舞われました。あまりの痛さに身動 […]
私はせっかちです。人と話している時も相手の言葉をさえぎって自分で結論を言おうとします。よく女房から「あなたもお坊さんなんだから、少しは相手の話を聞いたら」と叱られます。 反対に、仏様はじっくり相手の話を聞く方でし […]
昨年11月の「コラム」で紹介したように、息子である松尾周瑛上人が2月10日、100日間の荒行を終え、北九州のお寺に帰ってきます。父であり住職である私としても、無事に荒行成満出来ることに安堵すると共に、これで留守番役から […]
今年、私は76歳になります。誰もが老いると知りながらも、さすがにその年を迎えると、いろんなことが気になります。いい事はともかく、なにか嫌な事があると、やっぱり年かなと消極的な考え方になるのです。その時は、私も「どうぞ、 […]