和の精神を大切に

住職コラム

 「和と以って貴しと為す」  これは聖徳太子の作られた十七条憲法の中に出てくる言葉です。仏教の篤い信者だった聖徳太子は、その教えに基づき、国づくり、人づくりを考えられました。和とは、人々の心のふれあい、助けあいを意味しま […]

布教と宣伝の違い

住職コラム

 先日のことです。ある大手新聞の広告社から電話がかかってきました。 「今回、うちの新聞でお彼岸の特集記事を組むことになりました。つきましては、お宅のお寺さまにも協賛の広告をお願いしたいのですが」という依頼です。 「またか […]

ストレスの利用価値

住職コラム

 みんなに「お坊さんは、修行しているからストレスはないでしょう」とよく言われます。でも、正直なところ、私にだってストレスはあるのです。そこで今月はストレスの話をしてみたいと思います。   ストレスは、心や体に害 […]

二つの涙

住職コラム

 同じ日に、結婚式とお葬式の両方に出席しなければならなくなったという体験は、みなさんにはあまりないと思います。あなたは、そんな時、どうしますか。    一方では「お目出とうございます」とお祝いをいい、もう一方で […]

心に携帯すべきもの

住職コラム

 「生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)」、これは、「生まれて来た者は必ず死ぬ。出会った人は、いつかは別れる時が来る」という意味の仏さまの教えにある言葉です。お葬式で読み上げられる弔辞の中にも、しばし […]

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